“和”を取り入れたインテリアテイストは、上品かつ洗練された印象と、ほっと安らげる空間づくりを両立されたい方におすすめのスタイル。日本固有の和の要素をベースに、現代的でスタイリッシュなデザインを組み合わせた「和モダン」や、北欧インテリアをベースとした空間に和の要素を取り入れた「ジャパンディ」も、注目を集めています。実際に皆さまはどのようなコーディネートを楽しまれているのか、キッチン空間実例をご紹介します。

“和”を取り入れたインテリアスタイル実例3選

“古民家のような佇まい”を目指して、和とモダンをミックスした大人な雰囲気を実現された@masuo_garageさんのお住まい。使用する木材は長年使い込んだような濃い色目で統一し、窓の数はあえて少なめにすることで、室内に差し込む自然光が引き立つよう工夫されています。キッチンも建具に合わせて、扉は濃い木目のダークウォルナット、カウンターは焼き締め陶のような風合いが特徴の「TENOR(テノール)」カウンター・バーストブラウンをご採用。あえて黒ではなく、茶系でコーディネートすることで、LDK全体が温かみと上品さを兼ね備えた趣深い空間に仕上がりました。

ご新築をきっかけに、お母さまとの同居を決められた@kame_no_ieさん。多くの時間を3世代で過ごされていますが、モダンな中にも和のエッセンスが感じられるLDKは家族みんなのお気に入り。リビングは明るく開放的なイメージとする一方で、キッチン空間はダークカラーでシックにまとめているのがポイント。エイジングゴールドのキッチン扉を主役としつつ、鋳物の鉄肌感を表現した「TENOR(テノール)」カウンター・アイアンブラックをセレクトすることで、ダイニングチェアやテーブルなどに取り入れたブラックカラーと見事に調和し、家族みんなが寛げるパブリックスペースが完成しました。

“歳を重ねても、心地いいと思える家”を目標に、木のぬくもりとシンプルなつくりを基本に設計された@ndtb0327さん。「日本×北欧モダンをミックスした‟ジャパンディ”というスタイルに近いのかもしれません」と語られるそのお住まいは、土間のある間取りや、掃き出し窓に障子を採用するなど、シンプルな中にもご夫妻の個性が感じられる、洗練された住まいに仕上がりました。キッチンは家全体のテーマに合わせてやわらかな色味で統一。「GRANA(グラーナ)」カウンター・ニューグラーナファインベージュにシルクホワイトの扉を合わせ、‟やわらかさ”と‟スタイリッシュさ”を両立した心地のよい空間にコーディネートされています。

“和”を感じ、上品で落ち着いたインテリア空間をつくるには

自然素材を基調とした‟和”のスタイルは、冷たい質感のものは極力避け、マットで温かみを感じるアイテムを取り入れるのがポイント。木の自然な木目や節、石のざらついた質感、リネンやコットンなどの素材感を最大限に活用することで‟和”ならではの落ち着きのある空気感を表現することができます。

黒やダークブラウンなどの濃色を使うと「和モダン」な雰囲気に。「ジャパンディ」は北欧インテリアをベースとしているため、ライトグレーやライトブラウン、ベージュなどの淡いトーンのカラーで構成します。

トクラスキッチンは、木目や石、鉄などの‟和”テイストと相性の良い質感にこだわったアイテムを豊富に取り揃えています。今回ご紹介したインテリアスタイルに挑戦してみたい‥という方は、ぜひ実物をショールームでご体感ください。

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