開放感のあるレイアウトとして不動の人気を誇る、対面型のキッチン。そして、それに伴い増えているのが「“フルフラット”と“立ち上がり”のどちらが自分に合うのか分からない‥」というお悩み。今回はそれぞれのキッチンを実際に選ばれたお客様の実例をもとに、複数の選定ポイントをご紹介していきます。
実例1:フルフラット派「家族やゲストと一緒にキッチンを囲みたい」
家族やゲストとコミュニケーションをとりながら料理ができるよう、LDK全体を見渡せる位置にキッチンを配置されたsaka_home21さま。ご主人と一緒に料理をすることもあり、キッチンを挟んで作業しやすい“フルフラット”にしたのは大正解だったとか。将来的には、お子さんと一緒にキッチンを囲むことを楽しみにされているそうです。
とあるお客様の事例では、料理中の様子がどこからでも見えるのでご家族が自然とお手伝いをするようになった‥というお話も。キッチンを開放的なコミュニケーションスペースにすることで、家族みんなの動線も自然と変わってゆくのかもしれませんね。
実例2:フルフラット派「キッチンカウンターの上で食事をしたい」
ao_hausさまが“フルフラット”を選んだのは、「カウンターで食事をしたい」というご主人の希望から。出来立て熱々の料理をサッと出して臨場感ある食事を楽しめるほか、調理中に近くでお子様がお絵描きをするなど、キッチンを中心とした家族のコミュニケーションが増えたのも、開放的なキッチンを選んだことがきっかけだそうです。
「片づけるのが苦手」という理由から、選ぶのには少し勇気がいる“フルフラット”キッチンですが、最近は「あえて家族全員が集まる場所にすることで、キレイを保てるようになりたい」と、自らの習慣を変えるために希望される方も増えてきているようです。
実例3:立ち上がり派「空間をゆるやかに区切り、それぞれが落ち着ける場所に」
3人のお子さんに目が届き、大人もくつろげる住まいを実現されたdmkhouse_o さま。仕事・家事・育児と多忙な日々を、少しでも効率よく過ごそうと選ばれたのは“立ち上がり”のあるキッチン。作業中の手元を程よく隠すことで、生活感を感じさせないすっきりと落ち着いた空間となっています。
“立ち上がり”があることで、水ハネや油汚れなどがダイニング側に飛び散ってしまうのを抑えてくれるので、キッチン周辺のお掃除範囲を減らしてくれる効果も。キッチンカウンターの上が散乱していてもダイニング側から見えにくいので、平屋住宅などの開放的なレイアウトをご検討中の方にもおすすめのプランです。
実例4:立ち上がり派「手元を隠すことで、ON・OFFをはっきりと」
いつでも家族の顔を見ることができるキッチンを希望される一方で、“フルフラット”は自分に向かないだろうと“立ち上がり”タイプを選ばれたHさま。「ちょっとくつろぎたいという瞬間でも、片づいてない食器が視界に入ったら、性格上落ち着かないだろう」と思われたのが選定の理由だそうです。
Hさまのキッチンは約20センチほどの“立ち上がり”があることで、お子さんがキッチンまわりを回遊しても火元に近づく心配が無く、安心安全な設計。【写真5枚目】また、手元を囲い込むことで、対面型でありながら、周囲の目線を気にすることなく作業に集中できるというメリットもあります。
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