- Case : 43
- 2025.01.22
- 2025.01.22
料理好きのご夫婦が選ぶ、利便性と洗練さを両立したLDK
広々としたリビングダイニング、そしてリビングから続くテラスが特徴的なKさまのお宅。ご夫婦揃って「料理好き」とおっしゃるKさまが目指したのは、生活感が抑えられながらも暮らしやすさも叶える住まい。設計士と何度も話し合い、工夫を重ね、理想の住まいを実現しました。
テラスまで一続きのリビングダイニングは、天井も高く開放的に
マイホームを建てるにあたり、Kさまご夫婦が希望されたのは「リビングを広くしたい」ということ。
実際にリビングの面積は家の中でも大きく確保されました。インテリアはホワイト、ブラック、木目を基調とした空間にすることを意識されたそうです。
さらに、リビング横に一続きのテラスを設け、外観を一望できる大きな窓を採用。
より広く開放的に見える工夫をしました。 デッキの両側はあえて屋根を付けなかったこともポイント。昼間は太陽光が差し込み、夜は星を眺めることもできるので、おふたりのお気に入りの場所になりました。
トクラスキッチンを知ったきっかけは、設計士からの紹介だったというKさま。 「提案されたキッチンの組み合わせがとても気に入ったので、他のものはほとんど見ずに決定しました」。
家全体のテーマカラーに合わせ、リビング側のキッチンカウンターには「TENOR(テノール)」のアイアンブラックを採用。一般的な黒色とは異なる、独自の意匠性に一目惚れだったそう。
「扉色も含めた全体的な組み合わせは、ショールームで何時間も柄をあれこれと試して悩みました。プランを検討するなかで一番悩んだ時間が長いかもしれないですね。」
当初、設計士からはコンロとシンクが一体となったアイランドキッチンを提案されましたが「調理時の油跳ねをできるだけ抑えたい」との思いから、壁側へコンロを配置した2列型を採用。
「一緒に料理をするため、余裕をもって通路を行き来できるように広くしたんです」と奥さま。
2人同時にキッチンに立っても、お互いが邪魔にならない距離感で作業できるようになり、新居で生活するようになってからは一緒に料理を楽しむ機会が増えたそう。
また、2列型キッチンを選んだことで嬉しい誤算も。レンジフードがLDKの隅に配置されるレイアウトになったことで、天井を最大限に上げることができ、おふたりの希望だった‟開放的なリビング”の実現にもつながりました。
キッチンのここがお気に入り
きれいを保ちやすいトクラスの人造大理石シンク
とにかくお手入れのしやすさに優れたシンク。
「淡いグレーのシンクは、汚れが目立つかなと不安に思いましたが、実際は汚れ落ちがよく、軽く流すだけできれいになります」
カウンターとシンクの継ぎ目がなく、サッとお掃除できるところもお気に入りです。
作業スペースも広々。3473㎜のカウンター
「2人で料理をすることが多いので、コンロの横も、作業スペースを広く取りたかったんです。」と奥さま。
炊飯器などの調理家電はカウンター下に「家電送風機付きキャビネット」を設けて収納。家電の置き場所をコンパクトにまとめることでキッチンまわりがとてもすっきりとした印象に。
生活感を隠しつつ、使い勝手にも配慮。充実の収納場所。
「ショールームの方から、収納の配置は自由に決められると聞いたので、自分たちの使いやすい配置にしてもらいました。
「すぐ手の届くところに調味料があると楽だと思い、背の高いみりんやお酒専用の引き出しをコンロキャビネットの真横に配置してもらいました」」とご主人。
収納場所が多いことで、目の届く場所に物を置かずに済むため生活感も出づらいところもお気に入り。思わぬところにたくさんの収納があるため、自宅に招いたご友人に驚かれることもしばしばあるのだとか。
暮らしの導線上にある「クックコンセント」
「食卓でお鍋をするときや、たこ焼き器を使うときに大活躍してます。」と奥さま。 調理中にハンディブレンダーなどを使用する際も、手元から電源が取れるため重宝しているそうです。
キッチンは住まいの中心、リラックスできる空間に
隣の畑で収穫した野菜を料理に使うなど、充実した時間を送られているKさまご夫婦。「仕事ばかりの忙しい日々ですが、キッチンに立つと、とてもリラックスできるんです」とご主人。
以前は多かった外食の機会も減り、家で過ごす時間が増れたそう。「将来的な話ですが、家族の様子を眺めながら料理をするのがとても楽しみです」とお話してくださいました。