• Case : 02

6歳、3歳、0歳の3人の娘さんのにぎやかな笑い声に包まれたM様の住まい。家中のどこにいても家族の気配が感じられる開放感たっぷりのLDKは、白×木でまとめたナチュラルな空間。思わず深呼吸をしたくなる心地よさです。

毎日がおうちカフェ気分!

子育てのかたわら、趣味のパン・お菓子作りを日頃から楽しんでいる奥様。その影響を受けてか、ご主人も休日は手作りピザを焼いて振る舞うこともしばしば。ぐんぐんとその腕を上げているそうです。「子どもたちがまだ小さいので、平日はもちろん、休日も家で食事をすることがほとんどですね。私たちがキッチンに立つと、“わたしもやってみたいー!”と、長女と次女がお手伝いしてくれます」。

そんな家族団らんのクッキングライフを楽しんでいるM様ご一家。家づくりの際も、長い時間を過ごすキッチンには特にこだわったと言います。「家族みんなの使いやすさと、大好きなディスプレイが映える空間。どちらも絶対に叶えたかったので、設備も見せ方もじっくり吟味して揃えていきました」。

以前住んでいたマンションの備えつけキッチンは、パンやお菓子を作るたびに作業台の目地やパッキンに生地がこびりつき、そのあとのお掃除がかなりのストレスだったそう。そのため、設備は何よりも「お手入れのしやすさ」を重視。3~4社のショールームへ足を運び、今のキッチンに決めました。「汚れをふき取ったり、重い缶を落としたりするデモンストレーションを見ながら、自分がパンやお菓子を作るシーンを重ね、“これならあのお掃除をしなくて済む!”と、具体的にイメージできたのが決め手。作ったあとの粉や生地のかけらは、ふきんでサーっと拭いて、シンクに落として流すだけ。子どもたちが散らかしても苦にならないので、ますます一緒に作るのが楽しくなりました」。

選べるシンクの色は、カフェベージュをセレクト。床のテラコッタタイルや、リビングダイニングのナチュラルなしつらえとなじみ、やわらかな雰囲気を醸しています。

大好きな雑貨で彩るインテリア

インテリア好きな奥様にとって、「過ごす、飾る」楽しみを取り入れたキッチンは、マイルームそのもの。見せる収納を意識して、カフェのように演出しています。

キッチン奥のパントリーは、収納はもちろん、子どもたちの宿題やお絵かき、奥様自身の事務作業ができるワークスペースも備えています。シャビーシックな花柄の壁紙を貼り、部屋感をさらにUP! まるで洋書や海外のインテリアの一部を切り取ったかのよう。「朝のメイクもここで済ませちゃうほど入り浸っています(笑)。でも、本当にキッチンにいる時間がいちばんリラックスできるんです」と奥様。

娘さんたちと過ごす時間を何よりも大切にしているM様ご夫妻にとって、キッチンは暮らしの中心になっているようです。今日もお気に入りのインテリアに囲まれながら、キッチンから始まる家族団らんの家時間を満喫しています。

  • 施工/里村工務店(神奈川県大和市)
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