• Case : 34

スタイリッシュながらも心地よい、シンプルな住まいを手に入れたN様ご夫妻。家づくりを始めるきっかけになったのは“コロナ禍”でした。「レジャーや旅行を楽しめないこの期間を活かそうと思い、気軽な気持ちでマイホームの相談に行ったら、思いのほかトントン拍子に話が進んで……。想像していたより早い段階でマイホームを建てることになりました」。そこで目標にしたのが、“この先歳を重ねても、心地いいと思える家”。木のぬくもりとシンプルな造りを基本に設計することにしました。

ダイニングキッチンのテーマは“やわらかさ”と“スタイリッシュ”が両立した空間

お2人から設計士に依頼したのは、土間のある間取りと“やわらかな雰囲気”に満ちた空間。それでいて、スタイリッシュな印象にもしたいことを伝えました。提案されたプランには大満足だったそう。庭に面したダイニングルームの掃き出し窓に障子を採用するなど、シンプルな中にもN様ご夫妻の個性が感じられる、洗練された住まいに仕上がりました。「日本×北欧モダンをミックスした“ジャパンディ”というスタイルがあるそうですね。当時は知らなかった言葉ですが、わが家が目指した雰囲気が近いと思いました」。

そんなN様のキッチンスペースは、家全体のテーマに合わせてやわらかな色味で統一されています。ダイニング側から見える食器棚はオーク材と決めていたので、キッチン扉は、“木目と相性のいい白”を探していたそうです。理想の色を求めていくつもショールームを見て回る中で、ようやく出合えたのが、トクラスキッチンの扉でした。「ほかには見たことない、独特なニュアンスの白にとてもひかれました。ワークトップはベージュを選んで、あたたかな雰囲気にしました。また、ショールームでは機能面について丁寧にご説明いただいたので、トクラスの人造大理石が丈夫なこと、お手入れがしやすそうなことが伝わってきて、それが決定の後押しとなりました」。新居で暮らす今、キッチンの片付けや掃除を「負担に感じない」というお2人。自炊する回数も増え、暮らしぶりに変化が表れているそうです。

キッチンのここがお気に入り

キッチンが煩雑だと気になるため手元が見えない「ハイバックカウンター」に

調理中、調理後はどうしてもカウンター上が散らかりがち。”視界に入ると気になってしまう”ことから、手元が隠れる「ハイバックカウンター」を採用しました。

ちょっとした食器やふきんは「ハンガーアイテム」のラックで乾燥

さまざまなアイテムが用意されている「ハンガーアイテム」の収納は、好みに応じてカスタムが可能。横にスライドして移動できる点も便利でお気に入りだそう。使用頻度の高い食器やお掃除アイテムは、さっと洗って、ここで乾かしています。

人造大理石のカウンターとシンクの使いやすさを実感

「新居では、ステンレス以外の素材にしたいと思っていました。トクラスの人造大理石はお手入れしやすく、また、シンクとの境目がシームレスなのも気に入っています」。

家事や育児の合間にお気に入りの食器でティータイムを楽しんで

スイーツが大好きで、以前は休日になるとカフェをよく訪ね歩いたというおふたり。今はまだ小さなお子さんがいるため、家でおやつをいただく時間を楽しみにしているそう。お気に入りのキッチンに立ち、スイーツ談義に花を咲かせながらコーヒーやお茶を用意する時間が、家事や育児の合間のささやかな癒しとなっています。

  • 企画・設計:住友林業
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