- Case : 04
- 2017.04.10
- 2017.04.10
みずみずしいグリーンに心癒される、にぎやか5人家族のボタニカルライフ
道端の草花が芽吹き始めた春。ガーデニングを楽しむM様の庭でも、植物が順々に目を覚まし、開花の準備を進めているようです。ガーデニングからインドアグリーンまで、内と外をみずみずしいグリーンで彩るM様の暮らしぶりを拝見しました。
好きなものに囲まれてリラックス
さいたま市の閑静な住宅街。フレンチテイストの白い外観と、趣たっぷりのガーデンシェッド(小屋)のある庭が目印のM様のお宅。ガーデニングとインテリアが趣味の奥様が細部にこだわってコーディネートした住まいは、白でまとめた家具や雑貨と植物が心地良く調和したさわやかな空間です。
「毎朝、夫と子どもたちを送り出したあと、庭と室内の植物の水やりをするのが日課。こうして植物に触れたり眺めたりしていると、忙しさや悩みごとから解放されて、自然とおだやかな気持ちになれるんです」。
目一杯の時間を家族と共有
「2階に子どもたちそれぞれの部屋があるのですが、3人とも宿題も遊ぶのももっぱらリビングかダイニング。キッチンカウンターのダイニング側の収納にはお絵かきや工作グッズがぎっしり。対面キッチンにしたおかげで、食事の準備をしながら子どもたちとの会話を楽しめています」。
そんな風に、奥様が長い時間を過ごすキッチンは、リビングやダイニングと同じく、設備や収納、家電から雑貨まで、すべて“白”で統一した清潔感漂う空間。カウンターの上には庭で育てたハーブや草花を置き、ディスプレイ兼料理に活用しています。
休みの日はご主人がキッチンに立つことも多いため、デザインは夫婦で違和感なく飽きずに使えるものにと、シンプルでモダンな現在のキッチンに辿り着いたそう。「カウンターの高さを調整できるプランだったので、夫の身長に合わせてやや高めにしてもらいました。ストレスなく使い勝手がいいようで、洗い物も積極的に手伝ってくれるので助かります」。
奥様のお気に入りは、容量たっぷりの背面収納。観音開きや引き出し部分には、ふだんづかいの食器から、お弁当グッズやお菓子作りの道具までを用途ごとに収納。棚板部分には電子レンジなどの調理家電をまとめて配置。すっきり&スマートな一括収納はお子さんたちにもどこに何があるかわかりやすく、出し入れしやすいのだとか。
「この大きな収納があるおかげで、余計な物があふれず、がんばらなくてもきれいさをキープできています。遊びに来てくれたママ友に、“気持ちがいいキッチンだね”と褒められてうれしかったです」。
この家に暮らし始めて4年。家族と過ごす時間がより一層愛おしく思えるようになったという奥様。手塩にかけた植物がいきいきと成長していくように、暮らしの密度もより濃く、充実したものになっているようです。
- 施工/北上工務店(埼玉県さいたま市)